今回のくりぼっちは、小樽運河(といっても北運河)です。
手宮にあるこの場所は古い建物もあり、静かな場所です。さっそくご案内しましょう。

昔の様子が想像できる

普段観光の名所として知られる運河は浅草橋とその近辺の倉庫群ですが、北運河は今でも小型船舶が多く停泊しており、昔の様子が何となく想像できます。


 

埋め立て工事から臨港線へ

小樽運河の完成は、大正12年(1923年)長さ1,300m 幅40mの水路として作られました。

昭和59年に埋め立て工事が始まり、臨港線へとその姿を変えていきました。


 

運河公園と旧日本郵船小樽支店

北運河の終点では、噴水のある運河公園とその奥に旧日本郵船小樽支店を望むことができます。

公園の中央に設置された噴水は当時の水路の1/4サイズになっています。

天気の良い昼下がり、噴水のそばに腰を掛けて涼む母子の姿があり、地元市民の憩いの場として定着しているようです。